なぜ工務店はコスパに優れた注文住宅が作れるのか考察しました。

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なぜ工務店はコスパに優れた注文住宅が作れるのか?

工務店が高品質住宅をミドルコストで実現できるワケ

工務店が高品質住宅をミドルコストで実現できるワケ

「高性能・高品質の家を建てるならなら、やっぱり大手ハウスメーカーが良いのではないか」と考える人もいるでしょう。確かに大手ハウスメーカーに任せておけば、改正省エネルギー基準をクリアした性能の良い家を建てることができるでしょう。しかし現場で組み立てるだけのプラモデルのような家に、1坪80万円もかけて建てたいと思うでしょうか。

そこで注目したいのが、工務店で建てる“ミドルコスト住宅”です。工務店なら大手ハウスメーカーと同等の高品質住宅を、自由設計かつ“適正な価格”で建てることができます。実は工務店はこの適正価格を実現するために、様々な努力や工夫としているのです。

多くの工務店では独自の仕入れルートを持ち、高品質の木材やその他の資材を安く仕入れる努力をしています。他にはモデルハウスを持たないとか、広告費をかけないなどして削れる経費はできるだけ削り、その分少しでも建築費や品質に反映させているのです。

大手ハウスメーカーならどこの会社でも出店している住宅展示場のモデルハウスですが、維持費だけでなんと年間約1憶円もかかるそうで、こうした経費が住宅の建築費に上乗せされています。その結果、同じ品質の家でも1棟の価格が500~700万円も違ってくると言います。この例だけを見ても、工務店のミドルコストハウスのコストパフォーマンスの高さがうかがえるというものです。

ローコスト住宅ってどうなの?住宅性能の低下と光熱費の関係

ローコスト住宅ってどうなの?住宅性能の低下と光熱費の関係

家は大きな買い物ですから、できるだけ予算を抑えたいものです。しかしこの先何十年もローンを払いながら暮らしていくのですから、家の価格だけでいわゆるローコスト住宅を選ぶのは早計と言えるでしょう。

一般的にローコスト住宅とは、広さが35坪程度で坪単価20~40万円代くらいの家を指します。なぜローコストが実現するのかと言うと、部材や設備を一括購入し設計や施工も規格化するだけでなく、品質や性能のランクを落としてコストを抑えているからです。つまり「ローコスト住宅=低性能住宅」なのです。

低性能であるということは、紹介してきました高性能住宅とは逆の家だということです。ローコスト住宅で断熱材として使われているのは、経年劣化しやすいグラスウールや気密フィルムです。調湿性能もなく、光彩や空気の流れを考えた間取りの変更なども期待できないでしょう。これではパッシブデザインからはほど遠く、熱効率が悪いため光熱費が高くなることは避けられません。せっかく低価格で家を建てることができても、住んでからのランニングコストが高いなら「コストパフォーマンスの悪い家」と言わざるを得ません。

2020年改正省エネルギー基準が義務化

ローコスト住宅をおすすめできない理由はまだあります。これが一番の理由ともいえるでしょう。実は2020年以降に建てられる家は「改正エネルギー基準」が義務化されるのです。簡単に言うと「2020年以降は国で定めた省エネ基準に適合した家しか建てられなくなる」ということです。

改正省エネ基準とは建物の省エネルギー性能を評価する新たな基準で、電気やガスなどの二次エネルギーから自然から得られる水力・太陽光などの一次エネルギーにシフトすることで、住宅の消費エネルギーを削減させる狙いがあります。要するにパッシブデザインに沿った家が求められているのです。

2020年までに建てればこの基準に適合していなくてもいいのではないかという考え方もあるかもしれませんが、この改正省エネ基準を満たしていない家は2020年以降「既存不適格建築物」という扱いになります。例えば旧耐震基準で建てられた家に倒壊の危険性があり、現行の基準を満たすために耐震リフォームを余儀なくされたように、改正省エネ基準を満たしていない家は建てたばかりでも省エネリフォームを求められる可能性があるのです。ローコストで断熱性・気密性・換気性能の劣る家を建ててしまったばかりに後から莫大なリフォーム代がかかってしまうくらいなら、初めから高性能住宅を選んだ方がいいですよね。

現在の基準でどこまで満たしていれば、その2020年の改正省エネレベルをクリアできるかというと、それは2013年に改正された、省エネ基準レベルということになります。この時の省エネ基準が2020年には義務化されるということです。現在の認定低炭素住宅や、ZEHはその基準を上回っているので、その場合は安心して建てても良さそうです。

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